IT業界のストレス事情

IT業界では、進歩するIT技術の勉強が欠かせませんが、それよりもストレスとの戦いになってしまっているエンジニアも残念ながら存在します。
IT業界の現状として、メンタルをやられる一番の原因は、仕事量の多さです。
IT業界と広く言っても分野や職種によって差がありますが、例えばシステムエンジニアであれば、膨大な量のコーディングを非常に短い納期でこなさねばならず、毎日残業で休日も出勤という職場もあります。
そういう職場では、トラブル等の緊急対応に見舞われることも多く、顧客の都合で急遽仕様変更がなされて、その対応に奔走することも多くあり、疲弊してしまうことも少なくありません。
これらの多くは、顧客との契約のあり方に大きな問題があることによって引き起こされています。
もちろんこのような職場ばかりではありません。
リモートワークやフレックス制の導入など、働きやすさを重視した会社もたくさんあります。
中には残業がほぼゼロの会社や週休3日制を取り入れている会社もあります。
しかし激務の職場があることもまた事実です。
そのような激務によりストレスをため込み続けてしまうと、うつ病を発症する可能性があります。
うつ病を発症してしまうと、日常生活を送るのさえ困難となり、休職や離職といった選択を取らざるを得ないことも多く、最悪の場合自殺に至ることもあります。
ストレスを甘く見て放置することは非常に危険なのです。
そのためあまりにも仕事が忙しくストレスを抱えてしまうようなら、早めに他の職場へ転職することがおすすめです。